スキムミルクの中には
炭水化物や糖質は多く含まれていますが、
低GI値の食品に分類されています。

GIというのは「食後の血糖値の上昇度合い」を
表す数値のことで「血糖上昇指数」と呼びます。

 

GIの値が高い食品ほど
急激に血糖値を上げてしまい、
糖質が一気に吸収されるようになります。

GI値が低い食品ほど、
ゆるやかに糖質が吸収されるようになり、
血糖値の上昇もゆるやかになります。

GI値は、各数値ごとに
以下のように分類されています。

GI値ごとの分類

【GI値70以上の食品】高GI食品

【GI値56から69の食品】中GI食品

【55以下の食品】低GI食品

血糖値の上昇が気になる方、
糖尿病で血糖値をコントロールすべき方は、
低GI食品を中心に食材を選ぶことが推奨されています。

 

実は、スキムミルクは
低GI食品の中に含まれています。

スキムミルクのGI値は以下の通りです。

参考までに各乳製品の
GI値もまとめておきます。

乳製品のGI値

【スキムミルク】30

【牛乳】25

【パルメザンチーズ】33

【プロセスチーズ】31

【ゴーダチーズ】33

【カマンベールチーズ】31

【カッテージチーズ】32

【クリームチーズ】33

【エダムチーズ】33

【ヨーグルト】25~33

スキムミルクはGI値30ですので、
低GI食品の中に含まれます。

乳製品全般の中でも
低い数値を示していますね。

 

牛乳を含む乳製品には、
乳糖と呼ばれる糖分が含まれています。

乳糖は、分子が大きいため
分子が小さくなるのに時間がかかり、
それによって血糖値が上がりづらいとされています。

 

もちろん過剰に食べてしまうと
カロリーオーバーに繋がりますので、
食べすぎ・飲み過ぎには注意してくださいね。